「みにくいあひるのこ」たちの成長記録

本当は白鳥だと、気づかなかったら「みにくいアヒルの子」のまま。子どもたちの可能性を信じて進む日々をつらつらと綴ります。

助け合うこと。

こんにちは。

このきの療育アドバイザー馬場です。

 

 

「どうしてホモ属だけが

絶滅しなかったのか?」

という説に、

なんだかとても感動したので、

今日はそんなお話しです。

 

最近の子どもたちの姿から、

少しずつ消えてしまっているように思う、

『分け合う』という精神。

 

核家族が多い現代では、

生まれた時からひとりっ子、

そして大切に育てられ、

おもちゃも、

毎食のおかずも、

1人分をちゃんと与えられます。

 

当然、自分の物は、自分の物。

 

人の物も、なんだったら奪っちゃう。

 

そんなお子さんが多いこと、多いこと。

 

『分け合う』精神など、

どこ吹く風という様子が垣間見えます。

 

ここまで話せば、もう

わかってしまったのでは

ないかな?と思います。

 

そうです。

『分け合う』という精神が、

飢餓の時期を乗り切る術となったのです。

 

ですから、ホモ属は、

現在まで、子々孫々に

生命をつないでこられたのでしょう。

 

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仏教でもこのような話があります。


天国と地獄について、です。

この2つは、実は

なんら変わらない場所であるそうです。

 

ご馳走も、とてもたくさん用意されていて、

たべすぎたら、

丸々と太ってしまいそうなのだとか。

 

でも、丸々と太っている人々。

 

餓鬼状態になってしまった人々。

 

それぞれがそこにいるのです。

 

いったい、どうして

そんな事になってしまうのでしょうか。

 

それは、「食物を口に運ぶための道具」に

秘密があるのです。

 

お箸をつかうわけなのですが、

しかし、この箸。

 

1人で持って食べるには、

あまりにも長すぎます。

 

そこで、

心優しき人々は、自分ではなく

他の誰かの口に食べ物を運んであげます。

 

しかし、利己的な心の持ち主は、

自分の口へ運ぼうとして、

結果的に食べられない。

 

だから、

天国の住人は、丸々と太って、

地獄の住人は、飢餓状態に陥るのです。

 

 

これ、現在生きている

私たちにもあてはまりませんか?

 

生きながらに、

天国の住人を目指す事で、

その生き様が、

子どもの見本となるのです。

 

とても大事なことなので、

今後は、事あるごとに触れていきたいなと

思っています。

 

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児童発達支援・放課後等デイサービス
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療育アドバイザー 馬場和美
0120-077-415

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